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【ナイロビの蜂】
![]() | ナイロビの蜂 レイフ・ファインズ (2006/11/10) 日活 この商品の詳細を見る |
奔放な妻を持った主人公の男。そんな奔放な妻が殺されるところから物語りは始まります。
どこか妻を疑っていた主人公は、妻の死の真相を追いかけていくに連れ、妻の奔放な行動の裏には、どんな活動があったのかを知ることになる。主人公はその妻の遺志を引き継ぎ命を掛けて動き始める。
物語前半での妻の言葉と、後半の主人公の言葉が重なる瞬間が来ます。
そこできっと生前の妻の気持ちに追いついたんだと思う。
ただとてもナイーヴで判断の難しい所だと思いますが、是非見て、そのシーンを見つけて考えてみて欲しいです。
こんな文明の機器を使ってブログを書いている同じ時に、明日さえ…という人たちが居て…せめて自分に出来る範囲の事を!と思います。
と言うわけでもないんですが、音楽家の坂本龍一さんも呼びかけ人として参加しているこちら→ http://www.teamgogo.net/のサイトを見て、少しでも世界について考える時間を!
この映画は、そんな夫婦の愛情についても伝えているけれど、政治的な内容が濃い映画です。
この監督のシティ・オブ・ゴッドもオススメですが、やはりディープな内容です。
この映画に出演している、レイフ・ファインズ(主人公)、レイチェル・ワイズ(妻役)は素人から観てもいい役者さんです。
【BABEL】
![]() | バベル () この商品の詳細を見る |
バベルの塔に由来した内容ではありました。
テーマとしてはとても共感しますが、映画としてはどうなんでしょう?
この監督の「21g」も観ましたが、才気は感じられませんでした。
時間軸をいろいろ変えて見せていく手法には、センスが必要ですね!
クリストファー・ノーラン監督の「メメント」はかったるくなってしまいましたし、「カノン」「カルネ」で期待していたギャスパー・ノエ監督の「アレックス」もあまり好きではなかったです。モニカ・ベルッチじゃなければ観るの止めてました(笑)
さてバベルですが、コミュニケーション不足から生じる孤独や、人同士のすれ違いを、世界の3箇所のそれぞれの出来事で描いているようですが、僕には切実には伝わってきませんでした。
日本を舞台にしたエピソードはもっと掘り下げたほうがおもしろそうでしたけどね、好みの問題でしょうか。
あとは道徳、倫理の部分にも触れているような気がしました。
人は世界各国で同時期にそれぞれの持つ道徳で生きているという難しさというか、僕はそっちに意識が行きました。
まぁ、その難しさを埋めるのが言葉を尽くしたコミュニケーションということなんでしょうけど…。
公開中なので、内容には触れないようにしました。
テーマとしては共感しているので、これを観て普段のコミュニケーションを見直す人が増えたらいいですね!
心理学では人のやりとりをゲームと表現しますが、自分の会話がそのゲームのパターンに陥って、人との関係を壊している場合も多いものです。
母親が子供に「早く起きなさい」「ちゃんと食べなさい」などから会話を始める。普通に思えるこんな会話すら、すでにゲームを始めてしまっているのなのです。
【Buffalo’66】
![]() | バッファロー'66 ヴィンセント・ギャロ (2000/03/17) ポニーキャニオン この商品の詳細を見る |
この映画を作製したVincent Gallo(ヴィンセント・ギャロ)という人はかなりマルチな分野で活躍している人です。ユニクロのTシャツのデザインにも取り入れられてたバスキアとGRAYというバンドもやっていた人です。音楽を産む能力も素晴らしいです。
この映画、ジャケットからは感じないかも知れないけれど、結構ほんわりするキュートな映画です。
ギャロ自ら主人公ビリーを演じているんですが、これが不思議な雰囲気を持つギャロの魅力にハマッています。
自分で脚本まで書いているから当たり前と言えば当たり前ですけど。
刑務所から出所するところから始まるものの、早速このビリーという男のナイーヴな1面が垣間見れて可笑しい!
「刑務所に入るような人がなぜ?」「刑務所の中ではどうしてたんだ?」とツッコミたくなります。
とはいえ刑務所に入った理由は、捻じ曲がった優しさが仇となったような理由で。これまたナイーヴなんで、この辺は観て確認してください♪
出所し、母親を安心させるため、たまたま出逢ったChristina Ricci(クリスティーナ・リッチ)扮するレイラを拉致して、親に妻として紹介する為、実家に連れて行くんです。その間、邪険に扱う割りに邪険に扱った事を誤ったり、一歩間違えたらDVの危険性があるような男にも見えます。
実家に着いてからの、食卓を囲んでいる時のカメラワークがおもしろくてビリーという男の家族関係のぎこちなさが表れているような気がします。
その後よからぬ事を企てて、映像的に凝った見せ場のシーンが訪れるんですけど、実はそれは○○で…
やっぱラストがなんかいいんです。SWEETな感じ。もしかしたらSWEETにも掛けてるのかな???
【激突】
![]() | 激突 ! スペシャル・エディション デニス・ウィーバー (2004/11/26) ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン この商品の詳細を見る |
【激突】
スピルバークのデビュー作らしいです。
このブログも「最初」つながりという事で、この作品の事から書いていこうと、ふと思いました。
この映画は、おもしろいです(笑)
何が?って所ですよね!?
だってね、あるオッサン(主人公)が車で走ってて、あるトレーラーを追い越すんです。それがトレーラーの運転手の怒りに触れたのか、執拗に追いかけられるんです。
ただそれだけを見せていく訳です!
トレーラーの運転手はまず顔が出てこないし、主人公のオッサンもトレーラーの運転手の顔を見ることが出来ないんです。
一生懸命、どんな奴か確認しようとするシーンもあるんですが。
例えばガソリンスタンドで、トレーラー越しに運転手の足元だけ見えて、ウエスタンブーツを履いてることが分かるシーンがあるんです。
運転手も止まった状態なら、そこで何かアクションを起こせばいいのに、何もしない…。
その後レストランのシーンがあって、ウエスタンブーツを頼りに、レストラン内の客を「どいつなんだ」と必死に観察する主人公のオッサン。
何か得たいの知れない気持ち悪さに主人公のオッサンはどっぷり浸かっていきます。
そこが、だんだん映画を観ている僕達を怖くさせていくんです。
だって、車での追い越しは、現実にあるじゃないですか?
その追い越した相手が、自分を追いかけてくるのはもちろん、行く先々で待ってたり、執拗にこちらに関係してきたら怖いですよっ!
しかも、映画の世界は昼間で、トレーラーで走ってるって事は、仕事中の可能性大ですよ!?
仕事をほったらかし、自分を抜いた車を追いかけ続けるトレーラーのオッサンって、何なんでしょう…。
最後は、あんな事になってしまうんですから…。
僕らでも経験できる車の運転という題材で、ありえない様な出来事に巻き込まれていく。
些細な日常の選択が、大きな分かれ道になってしまう。
この作品については、スピルバーグという人は、人間観察をよくしてる人なのかもなぁと感じました。
でなければ、この種類の「恐怖」は描けないと思うんですけどね!






